Works

思い出はテーブルになって走り続ける

弟が勤める職場の同僚の方からの依頼を受け製作したガラスのテーブル。厚み15mmのガラスをコンピュータ制御の機械でラウンド加工を施している。業界では「カマボコ磨き」と呼ばれる仕上げで、エッジが7.5mmのRになっている。直径は460mm。土台になっている円形の台は、イタリアのマルケジーニ社*というブランドのバイクのホイールで、バイクの世界では非常に有名なメーカー。サイズは17inchでマグネシウム製、価格は30万円程もするという。転倒での破損を機にホイールを取り替え、ガラスのテーブルとして生まれ変わった。部屋に佇むその姿はとても美しい。ちなみに下段のホイールは破損時の影響で少し歪んでいる。クライアント曰く「ホイールには変形しても割れない靱性も大事な性能との事」。

1M

一回り小さいシルバーのリングはブレーキディスク。ガラスはその上に乗っている。どのようにすれば一番きれいな姿になるか考えたが、最終的にブレーキディスクの上に透明のクッション材を貼り付けてガラスを乗せる方法に落ち着いた。程よくリフトアップされている姿が、とても美しい。

2M

ディテール。
ブレーキディスクはステンレス製。メカニカルな造形とゆっくり対峙できる時間。

3M

写真は全てクライアントからのご提供。

15mm普通板ガラス
直径460mm
カマボコ磨き
ホイールはリユース

WORKS2017.3.3
http://casebycase.co.jp/work