Case Study

1/43の挑戦2

1/43というスケールのモデルカーをいかにして美しく飾るかを考えて作った試作品。作ったのはしばらく前だが、この頃は色んな材質を使って試行錯誤をしていた。1/43のモデルカーはサイズが10cm程と小さく、目を近づけて見るため、細部まで気を配らないとせっかくの模型を台無しにしてしまう。ちなみに展示しているのはF1マシンで、McLarenMercedesのMP4-15というモデル。完成品ではなく、一つ一つの部品から組み上げた作品。

MP4-15_1L

メカニカルな雰囲気を出したかったので、ベース素材には2mmのSUS304ステンレスを使い、レーザーでカットしている。アクリルが乗っている部分は中もくりぬいており、そこに8mmのアクリルの周囲をトリミングし、落とし込んでいる。黒の台座はマットのアクリルで、落ち着いた仕上がりになっている。

MP4-15_2L

透明のアクリルの表面にはレーザー彫刻を施している。マシンのスペック等が記載されているのだけど、もちろん模型が乗ると隠れてしまう。でも、彫刻があることによってそこに一つのレイヤーが生まれ、立体感が現れる。透明のアクリルは取り外すことができるので、その部分を手にとって鑑賞する事が可能。

MP4-15_3L

模型はホワイトメタルという金属を加工して作られている。キットとして市販されており、それをペーパーで形を整え、塗装をした後にまたペーパーで整えるという気が遠くなる作業を繰り返し、出来上がる。模型の色彩に合わせて材質を選んだので、一体感が美しい。

MP4-15_4L

ちなみにこのマシンは2000年のF1ベルギーグランプリで優勝したモデル。
手前に見える文字は
McLaren Mercedes MP4-15  Belgian G.P. 2000
Mika Hakkinen

参考リンク>>>  1/43の挑戦1

2mmステンレスヘアーライン
10mm透明アクリル磨き仕上げ
レーザー文字彫刻
黒マットアクリルベース

CASE STUDY2017.4.5
http://casebycase.co.jp/case

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