D&DEPARTMENT社*からご依頼を受け、ラワンの什器を色々と作っている内、作りたくなった小さな木台。一番下の板は18mmのラワン積層合板に白のメラミン化粧板が貼られており、その上には15mmの合板を4枚重ね、一番上にも化粧板を貼っている。一番上は5mmのRになっており、麓の直角から山頂のRに変化していく姿が美しい。カバーは3mmの透明アクリル。全体の寸法は150mmの立方体。
どんなものを飾ろうかと思ったとき、真っ先に思いついたのは甥っ子が好きな太陽の塔だった。万博記念公園*に行かないと買うことが出来ないのだけど、岡本太郎氏を心から愛し、グッズを沢山集めている友人の厚意で頂いた。カバーを被せる前提で作ったのだけど、単なる台としても美しい。他にも何かを飾ってみたくなる。
一番好きなアングル。太陽の塔の後ろ姿のコントラストと台のラインがとても美しい。フィギア自体は500円ほどのものなのだけど、こうやってきちんと飾ってあげると、とても生き生きして見える。図面上では簡単に考えていたのだけど、いざ製作となると、細部の仕上げに非常に手間がかかり、職人さん泣かせの依頼になってしまった。
実はこの台を思いついたのは、大好きなD&DEPARTMENT OSAKA店*のダイニングに座ってテーブルを眺めている時。天板の端が斜めに処理されており、それをどんどん延ばしたらどうなるだろう?と思いたった。これは記念に撮影させて頂いた1枚。上に貼られているメラミン化粧板はクラシックタイプというもので、切り口が黒になっている。今では切り口も白いのが一般的に用いられるが、黒の線が入ることで全体が引き締まるので、あえて古いタイプを使っている。
参考Blog「CasebyCaseのテーマ」
寸法:W150×D150×H150
台の高さは80mm
仕様:ラワン積層合板接着
メラミン化粧板貼
ワックスフィニッシュ
3mmアクリルカバー