3月にご依頼を頂いた門灯のカバーです。あれから約1ヶ月が経ち、この最近の空模様で納品後無事にご使用頂いているか、とても気になっています。ステンドグラスで作られたとても素敵な門灯です。本来はそのまま使いたいところですが、残念ながら世の中には心ない人も少なからずいます。イタズラ書きや破損防止の為に、カバーをお作りする事になりました。
地域のサッカー倶楽部のお仕事をされており、ステンドグラスで作られた素敵な門灯の両サイドにはサッカーボールがあしらわれています。作家さんに作って頂いたみたいで、一体幾らくらいするのでしょう?とても気になります。恐らく外側も内側に負けないくらいの価格になっているかもしれませんが 笑
何よりも大きな課題は、外部の吹きさらしという条件です。アクリルは耐候性に劣りますので、ポリカーボネートにしたかったのですが、それでは小口の透明度が犠牲になります。クライアントと話し合った結果、もし5年後に劣化して美観が悪化した場合にはカバーだけを作り直す、という結論になりました。でも、出来るだけ長持ちして欲しいので、キャスト板という少し高価なアクリル板を使用しています。
問題はそれだけでは無く、今日みたいな雨模様で肌寒い朝は、中が暖かく外が冷たい状態になり、内部が結露してしまいます。それを避けるために、両サイドにスリットを設けています。下回りはステンレスで製作し、門灯部分を一段上げて周囲をコーキングすることで、その部分で浸水を防止します。
可能な限り外側が目立たず、内側を引き立てられるようにとても頭を悩ませました。今度施工後の写真を撮らせて頂けるようご連絡をしています。その時はまた写真をアップしますね