この画像をみて何かお分かりでしょうか?なんか鉛筆の先の様な部材と丸くて細い棒。四角い塊がありますね。マッチ棒と比べて頂くと、そのサイズ感がお分かり頂けるかと思います。
答えは下の方に掲載されている写真をご覧下さい。
大阪にお住まいで、自動車の1/43スケールの模型を得意とされるプロのモデルビルダーの早川松芳氏。10年ほど前にちょっとしたご縁があり、当社のショールームに来て下さるようになり、普段から親しくさせて頂いています。1/43スケールのモデルカーと言ってもピンと来ないかもしれませんが、早川氏はモデルカーを製作するだけで無くその時代背景を大切にされ、模型作りに反映させておられます。その感性は模型の助手席にちょこんとおかれたサングラスに現れていたりします。
早川氏がモットーにされている事は、いかにうまくデフォルメするかという事です。単に細部まで作り込むのが得意な作家さんは世界に沢山おられますが、早川氏が異なるのは、細部の細かい部分は省きつつも、その車が持っている全体の雰囲気をトータルで再現してしまうその手腕です。省く部分は思い切って省き、全体のプロポーションを整える事で、見る人にそれが本当に実在しているように思わせてしまいます。
また当然ですが模型以外にも細部へのこだわりは尋常では無く、ディスプレイケースをご注文頂いた時は、氏の要望をかなえられる工場を探す事に大変苦労し、納得されるまで何度も試作を重ねました。ご注文を頂いた事により勉強になった事を挙げていくときりがありません。
さて先ほどのご質問ですが、この写真をご覧下さい。バッグと傘です。
もう一度上の写真と見比べて見て下さい。鉛筆の先のようなパーツは傘へと、四角の塊はバッグへと変身しております。サイズはわずか1cm程です。初めて実物を見たときはその精密さに目を疑いました。このまま持ってどこかに出かけられそうです。
他にも色々なバッグがあり、とても夢があります。もちろんバッグが主役では無いのですが、車はまた次の機会にご紹介したいと思います。