自分の生活を改めて考えて見ると、必要以上の物を持つのが苦手(嫌いとは少し違う)だなと思う。
子供の頃から工業用品に囲まれて育ち、生活の中に普通にガラスケースや工業用シェルフがあったので、それらに対する違和感というのが全くない。「工業用=冷たい」みたいに思われてしまいがちだけど、僕はその中の暖かみを感じ取ってしまう。とにかくシンプルが好き。
必要な物が出てきたときには、どんな物を買おう?というよりも先に、どんな物がつくれるかな?と考えてしまう。机は鉄工所に作ってもらったフレームと、木工所に作ってもらった天板を合わせたもの。隣にカリモク60*のロビーチェアがあって、座った時に横にちょっとした台が必要だったので、これも鉄工所にお願いし、1mmのステンレス板を曲げてパイプに引っかける小さな棚を作ってもらった。これがとても便利。とにかくそんな風に生活していくのが好き。
左の棚は工業用シェルフをカスタマイズしたもので、その隣にはガラスケースを置いてしまっている。デスクチェアはどうしても欲しかったWilkhahnのModus*という椅子。もう使い始めてから15年近くになるかな。1995年に発売されて、未だに同じ商品が手に入るというのはすごいなと思う。あとは大好きなD&DEPARTMENT*さんで買ったものたちに囲まれて暮らしています。7割くらいの比率かも 笑。
CasebyCaseも同じスタンスです。生活にちょっと必要なものが出てきた時に、その「ちょっと」を膨らませたい。生活の中には自分が気が付いていないそんな「ちょっと」が眠っています。それらを膨らませていった時にどのような形になるのか?とても楽しみです。是非身の回りの「ちょっと」に思いを巡らせて見て下さい。