ここは静岡市内で最も賑やかな場所。人が行き交う通りにあるビルの階段を降りていくと、そこには様々な産地から集められたワインがズラリと並べられた棚がある。ここは有名なデザイナー*が設計されたお店で、ちょっとしたご縁でオーナーからワインラックのご依頼を頂き、製作する事となった。与えられたテーマは、「階段から降りてきた人の目にワインボトルがパッと飛び込み、その向こう側のお店に想像力をかき立てられるような存在にする」という事。ボトルの存在を引き立たせるため、シェルフの形状は可能な限りシンプルなものにする事を考えた。
骨組みから全て現地での組み立て式に設計したものの、極力表面にネジを出したくなかったので、最低限のネジしか出ないようにした。表面に現れるネジは別にオーダーし、ステンレスの丸棒から削り出したものを使用。木棚には凹みをつけており、ワインボトルがきれいに揃うように加工をしている。
棚板と下の部材を固定する為に製作した別注ネジ。市販の8mmのボルトを使用する事も出来たが、ボトルを取ったときにそれが露出してくるのがイヤだったので、ネジ工場に依頼して20mmのステンレスの丸棒から削り出してもらった。棚板にとても格好良く納まっている。
寸法:W2,040×D220×H2,370
仕様:スチールフレーム木製枠装飾仕上げ
オーク無垢棚板ウレタンクリアー塗装
7mm角スチール製欄干 白塗装仕上げ
別注ステンレスネジ使用