Works

七十二候を展示するケース

「10mの一体型ケースを作れますか?」という一本の電話から始まったこのプロジェクト。元号を平成から零和にまたぎ、2019年7月3日、ついに大作「七十二候」が一般公開されました。全ての部材を一般的なエレベーターに乗せる事ができるサイズに設計し、模型の部品の様に細かく設計された部材を現地にて組み立て。全体で10mという長さですが、寸法誤差は1mmに収まっています。

そこに至る過程は>>>「10mへの道のり」「七十二候 現る」(blog)にて詳しく。

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何よりも重要視された、シームレスに発光する10mに及ぶ展示面。LED導光板は1,000×1,000のモジュールに分割し、メンテナンス性を考慮し全て取り外しが可能。ケースに内蔵された操作パネルにて一括コントロール。

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作品をケースに挿入する為に設けられた、側面ガラスの開閉機能。10mmのガラスを2箇所のローレットネジで固定するシンプルな方法を採用。一見するとシンプルだが、非常に複雑な収まりになっている。

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背面はメンテナンス用に全て引き戸ガラスで開放可能。下部の木製パネルは骨格となるスチールフレームに内側から固定されており、両サイドは扉式なので容易にケース内設備にアクセスする事ができる。

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ミュージアム空間の落ち着いた雰囲気を邪魔する事無く、長時間鑑賞後も目に疲れが残らない様に、明るさは0%〜100%の間で微妙な調節を行った。

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「久保修 切り絵ミュージアム」
住所:大阪府豊中市岡上の町1丁目4番20号  ゆうみビル2階
阪急豊中駅  南改札口より徒歩7分
開館時間:11:00〜16:00(入館は15:30まで)
HP>> http://www.suminoisamu-zaidan.com/museum/

久保修オフィシャルサイト
切り絵作家 久保修氏のオフィシャルサイトです。
HP>> http://www.shu-kubo.com

寸法:W10,260×D1,160×H1,100

仕様:下部>スチールフレーム(焼付塗装)
      木製パネル取付(メラミン化粧板)
   上部>ステンレスフレーム(HL仕上)
      10mmガラス接着/背面ガラス引き戸/側面ガラス開閉式
      (全て飛散防止フィルム貼り)
   地板>LED導光板全発光(調光式)

WORKS2019.7.10
http://casebycase.co.jp/work

Used Material